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【思考】訪日中国人の「爆買い」リストから見るサプライサイド改革の必要性

2016-02-19 人民網日本語版 人民网日文版



申年の春節(旧正月、今年は28日)には600万人もの中国人観光客が海外で年越しし、その国外消費は900億元(約1兆5690億円)の新記録を記録した。もしまだ数万元もするぜいたく品や、数千元もするスマート便座、電気炊飯器などの高級耐久消費財を「爆買い」していたとしたら、もう時代遅れ。今年の春節は子供用風邪薬、生理用ナプキン、ストッキング、コンドーム、爪切り、ステンレスボトル、電動歯ブラシ、万年筆などの日用品が「人気買物ランキング」にランクインしていることが取材で明らかになった。

 

国内で手に入りにくいわけでもなく、ハイテクでもなく、国際的なブランドでもないこれらの商品を中国人観光客はどうしてわざわざ遠く日本まで買いに行くのだろうか?

 

〇生理用ナプキンとステンレスボトルが人気商品に

 

日本のある免税品店の従業員によれば、2015年の海外購入人気商品は、電気炊飯器、スマート便座、空気清浄器などのハイエンド商品に集中していたが、年が明けてからは電気シェーバー、ステンレスボトル、美容機器、化粧品、食品、薬品など庶民的な商品の売り上げが急激に増えているという。

 

日本の高島屋大阪店を例にとってみると、免税品売上高が前年比より2.6倍増の記録を生み出している。関係者によれば、以前は中国人観光客が一度に高級電気炊飯器を56個、便座を23個購入し、品切れとなることも珍しくなかったという。しかし、今年の春節の売れ行き商品は、基礎化粧品、化粧品、コンドーム、生理用ナプキン、ステンレスボトルなど低価格の日用消費財に集中しているという。

 

〇品質、価格、信用が大事

 

実際、昨年以来、人民元が値下がりし、日本や米国での「コストパフォーマンス」は下がっている。しかしそれでも中国人観光客の買物熱は一向に収まる気配がない。彼らが重視しているのはなんなのだろうか?

 

品質――唯品会高級副総裁の唐倚智氏は、中国人の海外購入が化粧品、服飾、バッグ、薬品等の日用品に集中している根本的な原因は「中国製」の品質が消費者の期待に応えていないからだと語った。

 

価格――米国で7年近く働いている上海人の梁慧さんは毎年米国と国内を34往復する。梁さんは「米国から持ち帰るのはほとんどが安価な日用品。手触りの良いバスタオルが米国のウォルマートなら正規価格で人民元にしても40元ほど、セール中なら25元で買うことができる。中国のデパートでは品質がここまで良くないバスタオルでも少なくとも70元以上する」と話す。

 

信用――上海に住むホワイトカラーの王帆さんは毎年韓国まで行き、フェイスマスクとBBフレッシュクッションを「狂ったように買いまくる」という。彼女は「国内にいいフェイスマスクが無いのではなくて、良く知られたブランドはニセモノが多すぎるから」と語る。

 

〇「Uターン」にはサプライ側の努力が必要

 

専門家は消費者を国内市場に「Uターン」させるには、サプライサイド(供給側)が努力する必要があるとしている。財富品質研究院の周婷院長は「消費分野のサプライサイドの改革を強化する必要があり、品質管理監督と技術レベルの向上が必要な上、企業の税収を可能な限り抑えて、小売価格を抑えることだ」と語る。交通銀行研究中心高級マクロ研究員の劉学智氏も「中国人観光客の海外での買い物リストは消費者がより良い生活レベルを追求していることを示しており、サプライサイドの改革の必要性と方向性を明らかにしている」と語った。


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